バルク車ではオーガの位置を合わせるために、
上げた状態で車輛を移動させる必要があります。
ダンプについてもダンプアップした状態で荷卸ししながら車輛を移動させる作業が発生するケースがあります。既存の警告装置では、あえてオーガを上げて移動させなければならない時と、忘れて上げたまま危険な状態で走行する事の区別ができないので、ブザーや回転灯が警告を発していてる環境で日常的に車輛を移動させる作業が慣れを生む要因でした。
回転灯やブザーのみだと危険
これまではオーガ(円筒)・クレーンを上げた状態の時に回転灯やブザーで警告していましたが、人間の慣れとは怖いもので、警告が発せられていても格納忘れによる事故を防ぐ事はできませんでした。
この度、森原自動車商会様の開発したクレーン格納忘れ防止装置に当社用のオプションを開発・追加していただき、この問題をクリアする事ができました。
製造・販売元
社名:有限会社 森原自動車商会
住所:広島市安佐北区上深川町768-1
TEL : 082-844-0580/FAX : 082-844-7034
格納忘れ防止装置の役割
運転手が押しボタンを左手に持ち、押している間は上げた状態で走行でき、ボタンを押さないで走行するとエンジンがストップする仕組みです。停車して行う通常作業時はボタンを押している必要はありません。
この装置はナースコールのボタンからヒントを得て開発したものです。
移動式小型クレーン車、飼料バルク車、ダンプなどで広く活用でき、事故防止に一役を担っております。